2015-10-05   tex   mac   brew   texlive   install 

Yosemite + TeX Live 2013 から El Capitan + TeX Live 2015 へ更新したときのメモ

はじめの前に

これからEl CapitanにTeX Live 2015を入れようとしている人は、このページを読むよりも、OS X El Capitan に Homebrew を使って TeX Live 2015 をインストールする手順を読む方がいいかもしれません。

はじめに(ご注意)

このページで書いたことは、以下のTeX Wikiに書かれたことを読んで結城が試した手順メモです。TeX Wikiを読むことをお勧めします。

また、TeX Live 2013 から TeX Live 2015 に tlmgr で update できるというのはバグ的仕様らしく、あまりお勧めできないとのことです。

https://twitter.com/aminophen/status/651156328895791104

実際には「今まで入っていたかどうかは一切気にせず、install-tlを走らせるか、portかbrewか、またはMacTeXやBasicTeXをGUIで入れるだけで大丈夫だったはず」とのこと。

https://twitter.com/aminophen/status/651160288364920837

以上をご理解の上、以下はあくまで結城がやったことの記録としてお読みください。

スタート

ゴール

手順

1. Yosemite を El Capitan にアップグレード

2. TeX Live の更新

$ sudo tlmgr update --self --all
$ tlmgr info jfontmaps
package:     jfontmaps
installed:   Yes
 ...
cat-version: 20151002.0     # ←これが20151002以降であることを確認する。
$ platex --version
e-pTeX 3.14159265-p3.6-141210-2.6 (utf8.euc) (TeX Live 2015)
 ...

3. フォントまわりのあれこれ

$ cd /usr/local/texlive/2013/texmf-dist/scripts/cjk-gs-integrate
$ sudo perl cjk-gs-integrate.pl --link-texmf --force
$ sudo mktexlsr
$ sudo updmap-sys --setoption kanjiEmbed hiragino-elcapitan-pron

4. 動作確認

$ vi sample.tex
$ cat sample.tex
\documentclass{jsarticle}
\begin{document}
これは\LaTeX2e{}のサンプルです。
\end{document}
$ platex sample
$ dvipdfmx sample
$ open sample.pdf

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