2015-06-14   diary 

手探りで考える

今日は安息日充したので、明日は元気に仕事できるであろう。明日は『暗号技術入門 第3版 秘密の国のアリス』 https://www.hyuki.com/cr/ をお休みして結城メルマガを書く一日にしよう。てか、毎週月曜日はそうなんだけれど。

毎週月曜日、結城メルマガを書いている。ネタは尽きない、というか、毎回メインコンテンツとなるものの他はその週に考えたことをまとめているので、ネタをストックしているわけではない。その週の私の関心事をきちんと文章にするお仕事のつもりである。

明日から、先日国際基督教大学高校(ICUHS)での講演を読み物にまとめようと思っている。楽しみである。学ぶとはどういうことなんだろう。学ぶときに「問題と解答」がどのような意味を持つのだろう。そんな話をした。人に話すのは嫌いではない。攻撃的な場面は苦手だけれど、みんなが私を受け入れてくれる場ならば、良い働きをすると思っている。それはだれでもそうか。

答えのないことを手探りで考えるのは好きである。自明なことや既知のことから出発して、納得のいく流れをたどり、やがて「あたりまえ」だと思っていたところに新しい光が当たる。そんな話をするのが好きだ。それは、日常を変えるからである。

この広い地球で、長い時間の中で、たまたま今日顔を合わせた。それはすごいことである。そして、おそらく、もう一生直接は会わない。そんな一期一会の中で、何かが伝わり合えばいいな。そんな風に思う。

ところでその講演を文章にまとめるというのは、また少し違う要素が入ってくる。講演の息吹を伝えつつも、読み物としてまとまりをつける。無駄な部分を省き、必要な言葉を補う。会場の雰囲気が伝わるように工夫する。それもまた楽しいチャレンジである。多分結城メルマガ https://www.hyuki.com/mm/ に何回かに分けて連載することになるだろう。楽しみである。

 2015-06-14   diary